『人間性の否定と虚構の世界』-5 第1部 HIVウイルスとエイズに関する疑惑③
* 本連載の目的 *
本連載は、一次資料をもとに自分自身の頭で考えるというテーマで書いた『「お金・相場」に関する幸福否定の研究』の続編として位置づけています。
心理療法家の笠原敏雄先生が提唱した、「反応を追いかける」という方法論を使って明らかになった事や、経緯を書いていますが、主張内容は筆者個人のものです。
また、権力者や専門家を批判する内容もありますが、一般大衆の態度や要求も問題にしており、特定の層を糾弾する意図はありません。集団における異常行動の原因となる、幸福否定理論で説明できる心理的抵抗の検証を目的としています。
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* 用語説明 *
幸福否定理論:心理療法家の笠原敏雄先生が提唱。心因性症状は、自らの幸福や進歩を否定するためにつくられるという説。娯楽は難なくできるのに、自らの成長を伴う勉強や創造活動に取り組もうとすると、眠気、他の事をやりたくなる、だるさ、その他心因性症状が出現して進歩を妨げる。このような仕組みが特定の人ではなく人類にあまねく存在するという。
抵抗:幸福否定理論で使う”抵抗”は通常の嫌な事に対する”抵抗”ではなく、許容範囲を超える幸福、自らの成長・進歩に対する抵抗という意味で使われている。
反応:抵抗に直面した時に出現する一過性の症状。例えば勉強しようとすると眠くなる、頭痛がする、など
マスタードガスは人体を構成する蛋白質やDNAに対して強く作用することが知られており、蛋白質やDNAの窒素と反応し(アルキル化反応)、その構造を変性させたり、DNAのアルキル化により遺伝子を傷つけたりすることで毒性を発揮する。このため、皮膚や粘膜などを冒すほか、細胞分裂の阻害を引き起こし、さらに発ガンに関連する遺伝子を傷つければガンを発症する恐れがあり、発癌性を持つ。また、抗がん剤と同様の作用機序であるため、造血器や腸粘膜にも影響が出やすい。
人体への影響は非常に長く続く。イラン・イラク戦争でマスタード・ガスの被害に遭った民間人は、30年以上経過してもなお後遺症に悩まされている[3]。(引用:WIKIPEDIA)
「抗がん剤」とは
「この抗がん剤はよく効く」と書いてあれば、おそらく「これでがんが治る」と考えられるかもしれません。しかし多くの場合、そういうことはありません。抗がん剤で治療して、画像診断ではがんが非常に小さくなり、よく効いたように感じたとしても、残念ながらまた大きくなってくることがあります。
それでも見た目には著明に効いたようにみえますので、「効いた」といわれるわけです。例えば肺がんの効果判定では、CTなどによる画像上で、50%以上の縮小を「効いた」と判断します。もちろん、抗がん剤でがんが完全に治るということもありますが、通常「抗がん剤が効く」という場合、「がんは治らないが寿命が延びる」、あるいは「寿命は延びないけれども、がんが小さくなって苦痛が軽減される」といった効果を表現しているのが現状です。もちろんそれで満足しているわけではなく、がんが完全に治ることを目指しています。
化学療法で治癒可能ながん
抗がん剤で完治する可能性のある疾患は、急性白血病、悪性リンパ腫、精巣(睾丸)腫瘍、絨毛(じゅうもう)がん等です。わが国におけるこれらのがんによる死亡者数は、1年間に15,000~16,000人です。
胃がんや肺がんの年間死亡者数は、それぞれ70,000人と50,000人ですから、それらに比べると比較的まれな疾患ということができます。また、病気の進行を遅らせることができるがんとしては、乳がん、卵巣がん、骨髄腫(こつずいしゅ)、小細胞肺がん、慢性骨髄性白血病、低悪性度リンパ腫等があります。
投与したうちの何%かで効果があり症状が和らぐというのが、前立腺がん、甲状腺がん、骨肉腫、頭頸部がん、子宮がん、肺がん、大腸がん、胃がん、胆道がん等です。効果がほとんど期待できず、がんが小さくなりもしないというがんに、脳腫瘍、黒色腫、腎がん、膵がん、肝がん等があります。
引用:国立がん研究センター がん情報サービス 薬物療法(化学療法),2012/11/3,閲覧)
「裸のmRNA」からなる安全な新型コロナウイルスワクチンの開発に成功〜ナノ粒子製剤化していない「裸のmRNA」が全身性の副作用を伴わず強力な免疫を誘導できることを世界で初めて実証〜
現在使われている mRNAワクチンは脂質性ナノ粒子(LNP)などの殻でくるまれて投与されているが、そのLNPが副次的有害事象を発生させている可能性が高い。(以下略、LNPを使わないmRNAワクチンを開発したとの内容)(引用:公益財団法人 東京都医学総合研究所 WEBサイト)
シェディングの症状で多く耳にするのは月経不順や不正出血などの生殖系の異常です。そして、皮膚症状、頭痛、関節痛、下痢など。報告される症状はある程度共通しており、具体的なものが多く、一概にその全てが気のせいや勘違いまたは捏造だとは言えなそうです。そしてシェディングの症状を訴えるのはワクチン接種者ではなくて非接種者です。したがって、ワクチン接種者が社会の大半を占める現状においては、シェディングを感知し得る人自体が少数派という事になります。
(引用:note掲載記事『シェディング体験談募集』/ 荒川央著)
井上:従来の医学常識では考えにくいが、接種した人から他人へ行くというシェディングという症状を訴え井上る患者さんがたくさんいる。患者さんがいるという事は、我々の医学常識をリセットして、学ばなければならない。
村上:第一三共の新しいmRNAワクチンの実験で、放射性同位元素でLNP(脂質ナノ粒子)を標的しているが、呼気から放射性同位元素が検出されている。ナノ粒子そのものなのか、放射性同位元素で標的されたものが出てきているのかはわからないが、(危険性が)否定されるまでは、実用化をやめるべき。いみじくも、第一三共の実験がシェディングの証拠となる。
3.4 T168-1857aの分布、代謝、及び排泄
ラットに[14C](筆者注:放射性同位元素)標識 T168-1857a (筆者注:カチオン性脂質)を含む LNP-mRNA(mRNAはEGFP) を単回筋肉内投与後、放射能濃度は投与部位の筋肉で最も高く、次いでリンパ節及びリンパ液、さらに脾臓、 肝臓、及び副腎においても比較的高い放射能が認められ、それ以外の組織では血液と同等かそれ以下の濃度であった。放射能は投与部位の筋肉からリンパ経路を介してゆっくりと吸収され、血流に到達した一部は脾臓や肝臓に取り込まれ、これら組織における放射能濃度の減衰は緩やかであった (~168 時間)。また、 168 時間までに、 投与した全放射能のうち 2.8%が尿中、 13.3%が呼気中、 6.8%が糞中に排泄され (トータルで 22.9%)、 多くの放射能 (75.0%)が体内に残存した (主に投与部位筋肉及びリンパ節)。最も高い放射能が残存した筋肉内では、T168-1857a に加え、 2ヵ所のエステル結合の片方又は両方が加水分解された代謝物が認められた。
(引用:2.4 非臨床試験の概括評価 SARS.CоV.2 mRNA ダイチロナ筋注 /独立行政法人 医薬品医療機器総合機構)
「症状の最も直接のあらわれは血液中の白血球、血小板、赤血球の減少に認められる。白血球は全員を通じて種々の程度に減少し、しかも入院後に著名になっている。特に数名においてはその程度は著しく、1000個(一立方ミリ中、以下同じ)前後を上下した。
赤血球も同じく総員において減少し、右の数名においては一万~三万台を示す時期が続いた。赤血球も減少の傾向を示したが、これは直ちに行った輸血により悪化せしめずに終わっている。
これらの血液所見は勿論骨髄における造血障害に基づく。‥‥‥即ち血液学的には急性又は亜急性の汎骨髄癆(筆者注:はんこつずいろう)の状態と診断される。‥‥‥一般症状の上でも前記数名においては三九度に及ぶ発熱し来し、又時々鼻血、歯ぐき出血、皮下出血等の出血傾向を認め、常に予後に対する危惧を抱かしめた。(四月二三日発表、第五福竜丸平和協会編『ビキニ水爆被災資料集』東大出版会)」(引用:『もうひとつのビキニ事件』p55~56/高知県ビキニ水爆実験被災調査団編)
免疫系の疾患
過去数年に渡ってウクライナ、ベラルーシ、およびロシアで実施された数多くの調査研究における成果の1つは、チェルノブイリ由来の放射線が免疫を抑制しているという明白は所見である。(中略)
リンパ系、すなわち骨髄、胸腺、脾臓、リンパ節、そしてバイエル板は線量の高低を問わず、チェルノブイリ由来の放射性降下物の電離放射線によって強い影響を受けている。その結果、各種のリンパ球の量や活性度が変化するため、抗体(各種免疫グロブリン)、幹細胞、血小板の産生にも変化が生じる。こうした免疫系破壊の帰結として、免疫不全に加え、急性および慢性の疾患や感染症の頻度と重症度が高まるが、これはチェルノブイリの放射能汚染地域で広く認められるところである。放射能汚染によって生じるこの免疫抑制は「チェルノブイリ・エイズ」として知られている。
150本ほどの科学出版物の検討を踏まえると、被爆後の免疫系の病態においてもっとも重要な役割を果たしているのは、胸腺機能の低下だという結論が導かれる。(以下略)(引用:『チェルノブイリ被害の全貌』p82 / アレクセイ・V・ヤブロコフ他 著)
注1:
東日本大震災における福島の被害に関しては、長年に渡る健康状態のデータが出る前に、mRNAワクチンの接種やコロナ感染があったため、実態を掴むのが非常に困難な状況になっています。
また、広島、長崎の原爆投下の被害者に関しては、ミヒャエル・パルマー博士が『偽装された原爆投下』で指摘した通り、皮膚のびらんなどの症状もある事から、マスタードガスが使用された可能性も高いと考えています。また、後の日本の学者による土壌分析の結果、ウラン235が核分裂を起こしたはずの広島から核分裂を説明できるウランが検出されず、プルトニウムが検出され、長崎においては、爆心地から3km離れた西山貯水地から原子爆弾由来ではなく、後の核実験由来と推測される放射性廃棄物としてのプルトニウムが発見されています。原子爆弾は核分裂しておらず、後から放射性物質を散布したために、内部被曝をしたという事になりますが、原爆症と言われる症状の由来がはっきりしないという別の問題が存在する疑惑があるため、本稿では放射性物質由来の免疫不全の資料としては、扱いません。
注2:
水爆は核分裂ではなく、核融合の技術が使われているとされていますが、本当に核融合が起きていたのかはわかりません。但し、核融合の起爆として核分裂のエネルギーを使っており、その際に放出された放射性物質による被害という事ははっきりしているので、放射性物質の参考資料として扱います。
注3:
『調査報告 チェルノブイリ被害の全貌』/ アレクセイ・ヤブロコフ 他、著)
『チェルノブイリ原発事故 ベラルーシ政府報告書』/ /ベラルーシ共和国非常事態省チェルノブイリ原発事故被害対策局/編
『チェルノブイリの長い影』/ オリハ・V・ホリッシナ著)
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