芸術と潜在意識 2:龍安寺の石庭を解明する②
前回は、龍安寺の石庭を計測してみるまでの経緯を書きました。 まず、細野氏が石庭の石の配置の基準になったと主張している、底辺:高さ:斜辺が1:2:√5の直角三角形から試してみます。私の自宅には、底辺:高さ:斜辺が1:2:√ […]
芸術と潜在意識 1:龍安寺の石庭を解明する①
=人物・用語説明= * 今回、言説を参照する人物 * 笠原敏雄:小坂療法から出発し、ストレス・トラウマではなく患者本人の許容範囲以上の幸福が心因性症状の原因になっているという、幸福否定理論を提唱。”感情の演技”という […]
幸福否定の研究 23・24 人間らしい生き方とは?
■ 幸福否定の研究 23 人間らしい生き方とは? 前回の更新で、暫定的な見解として、”症状”という視点からみた人間は環境に左右される受動的な生物ではなく、”主体性”を持って […]
幸福否定の研究 21・22 症状とは何か?
■ 幸福否定の研究 21 症状とは何か? 前回は「無意識下の現象」というテーマを取り上げました。治療者の理解度や姿勢が心理療法の効果、特に症状の軽減に関係してくるのではないか?という内容です。今回はそこから展開させて、私 […]
幸福否定の研究 19・20
■ 幸福否定の研究 19 前回は、私が6年前から、笠原氏の心理療法を追試し、下記項目の内容を肯定する結果を得たことを書きました。 ①心因性症状は、直前の出来事が原因になっているか? ②原因の記憶が消えているか? ③原因と […]
幸福否定の研究 18 心理療法の結果2(当院での症例あり)
■ 幸福否定の研究 18 心理療法の結果2 前回は笠原氏の心理療法について紹介しましたが、今回は私自身の追試結果を書きたいと思います。本来ならばもう少し症例が増えてから発表したいところなのですが、「治療法として効果がある […]
幸福否定の研究 17 心理療法の結果1
■ 幸福否定の研究 17 心理療法の結果1 前回までで、1970年代に開発された小坂療法から笠原氏の心理療法が確立されるまでの経緯をひととおり説明しました。今回は、笠原氏の心理療法における症例について書きたいと思います。 […]
幸福否定の研究 14~16 幸福否定の研究と心理療法確立までの経緯
■ 幸福否定の研究 14 幸福否定の研究と心理療法確立までの経緯7 前回までに、笠原氏の心理療法のもとになった【小坂療法】自体の解説と、「小坂療法が続けられなくなったいきさつ」を書きました。 ・「反応を追いかける」 ・「 […]
幸福否定の研究 11~13 幸福否定の発見と心理療法の確立までの経緯
■ 幸福否定の研究 11 幸福否定の発見と心理療法の確立までの経緯4 (承前) 前回から、笠原氏がその治療法の元とした小坂療法について書いています。 どのような治療法であるのかについて、笠原氏の著書、『加害者と被害者のト […]
幸福否定の研究 8~10 幸福否定の発見と心理療法の確立までの経緯
■ 幸福否定の研究 8 幸福否定の発見と心理療法の確立までの経緯1 ここから先は、笠原氏による「幸福否定の発見と心理療法確立」の経緯を紹介していきたいと思いますが、今回は、私が笠原氏の心理療法にたどり着いた経緯を簡単に書 […]